日々のお仕事

新規のお墓建立予定のお客様には、様々な要望をお聞きします。展示品等を見て決めて頂くのは早いですが、結局既製品のようなもので決まりきったデザインのお墓になってしまいます。当社では今まで建てたお墓の写真等を見て頂き、お客様のお好みご希望等をじっくりと伺い、また石の専門家ならではのアドバイスをさせていただきます。その上で、デザイン墓石ご希望の場合は数点の図面をご提案、数回の打ち合わせのお時間を頂き修正を重ね、納得のデザインを決定いたします。

和洋型墓石

2021年10月01日

和洋型墓石建立工事を行いました。台座は上り口があるタイプでお墓本体に近づけ、お掃除などもし易いです。本体はシンプルな和洋型ですが、上の形のカーブがポイントとなります。台座工事では、石同士の接着剤のコーキングの使用とL金具などを使用し、耐久性強度をしっかりと確保しています。

自然石加工

2021年09月28日

お客様ご自宅にある庭石自然石を花立線香立石へ加工しました。臨海工場にて切断加工。金具取付、家紋彫刻を行い味のあるものが完成しました。

墓石の目地修繕工事と花立石の加工のご依頼をいただきました。昭和60年頃建立のお墓で目地はセメントを使用しています。大分古くなり取れている箇所、隙間が空いている箇所があります。また黒御影石ですが水垢の汚れも気になります。お盆前にしっかりと工事を行いました。

大きな台座に2家族のお墓が建っていましたが、今回1つのお墓を解体することとなり、残るお墓に新しい台座を施工しました。

最近建立するお墓は御影石が多いですが、昔ながらのお墓の台座に使われる間知石の場合、表面がツルッとしていないので汚れやコケが付きやすい傾向にあります。お客様ご自身の掃除だけでは対応が難しい場合があります。当社ではできる限り綺麗になる様に仕事をさせていただきます。

工事完了後は見えない箇所ですが、石が動かないように補強するために金具を取り付けて工事しております。しっかりとした基礎工事+金具取付によってさらに強度が増します。石同士の接着剤のとしてコーキングを使用しますが、消耗品ですので何十年もたつと剥がれや傷みが出てくる場合があります。その際石同士が離れてしまわないように補強の役割も果たします。後からできる工事ではありませんのでしっかりと現場にて加工し仕上げております。

新規台座改修工事

2021年05月08日

古いコンクリート台座を白御影石にて改修工事を行いました。しっかりとした基礎工事を行い男鹿石の墓石を据付けました。見た目も明るくなり強度も増したので長い目でみても安心です。

基礎工事を行いました。見えないところですが、当社でこだわっている箇所のひとつです。上にどんな良いものが建っていても基礎がしっかりしていないと元も子もありません。しっかりと深い根堀、砕石転圧などの工程です。

展示のご案内③

2021年04月12日

事務所内テーブルの上に石の研磨の工程毎の石板のサンプルを展示しました。御影石は最初から綺麗な光沢がある石ではありません。